#04 CASE 事例集

工務店B社

(2022年4月〜)

Background to the introduction 導入の背景

高価格帯の住宅建築を手掛けて来た工務店様で、時代の変化によりリブランディングの必要性を痛感されていた。具体的には、これまで成果の上がってきたブランディングや集客、成約について、他社との差別化が難しくなっていた。

Extracting issues 課題の抽出

現在のマーケットの変化を捉え、今一度自社が目指す世界観の言語化、それに紐づく家づくりの過程を各種SNSで自社の社員が発信する体制の構築が必要。

Initiatives 取組内容

<第一フェーズ>
①経営層の強みのカルテ作成
②リブランディングの世界観を十字フレームベースですり合わせ
③ブランディングと集客の為の情報発信の仕組化と役割分担の明確化
④全社員の強みのカルテ作成からの社員全員の相互理解研修を実施

<第二フェーズ>
人材育成の仕組み化、給与体系の明確化、人事評価制度の導入に移り、「グレード表」「ミッションシート」をカスタマイズした形で確定し運用スタート。今後は定期的な育成面談を4か月ごとにフォローしていく。

<第三フェーズ>
集客から成約までの歩留まり改善について、接客手法やその土台となる会社方針についての再構築を実施中。

Results 成果

・今にあったブランドの世界観について方向性が定まった。
・情報発信の役割分担が決まり確実な運用ができている
・人材育成の仕組み化ができ、実運用へ

<人的変化>
経営陣の強みと想いの言語化が出来、紐付く人事評価制度が出来たことで、助け合いの風土と人を育てるマインドが深くなっている。「空気感が変わって来たね」と社長。

Future 今後

当初の「全社員がブランディング担当」と言う状況が出来つつあるが、「量」の発信から「質」の発信に移り、数年後を見据えた本格的なブランディング、集客、歩留まり向上の戦略策定が必要な状況が明らかになっている。

そして、引き続き全ての「戦略」を支える「戦力」としての社員の「人材育成」を経営陣全員と一緒に行っていく。