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カモシカの理念 philosopy

『命は命で元気になる』

落ち込んでいる時、
あったかい味噌汁で
気持ちがあったまる。

身体がだるい時、
お漬物ですっとする。

発酵は、
人の手の力で促進される
微生物のハタラキ。

深く対峙する「命」は
どちらが先でも後でもなく
上でも下でもありませんね。

命に活かされ、命を活かす。
命は命でしか本当には元気になれない。

そうカモシカは考えています。

発酵の持つ力を伝えたい

発酵食と言うと何を思い浮かべるでしょうか。味噌、醤油、お酒やヨーグルト、納豆やパン、甘酒など身近なものから、鯖へしこ、フグの子のぬか漬け、いぶりがっこやチョコレートまで、珍しいものや意外なものも発酵食だったりします。

共通しているのは、それら発酵食品が出来る過程でたくさんの微生物達が働いてくれていること。例えば、麹菌がお米に働いて旨味や甘味を醸し出したり、乳酸菌がヨーグルトを作ったり、酵母がパンを膨らませたりなどなど。

素材に微生物が働くことで、人間だけでは成し得ないような美味しい食べ物が出来たり、栄養価が上がったり、保存性が格段に増したりします。

そんな微生物が引き起こす発酵の賜物の恩恵を、古代から人間はありがたく頂いて来ました。一方で発酵を司る微生物たちも元気な発酵を人間の手によって支援されて、相互補完の関係性を築いて来たとも言えるでしょうか。

命は命で元気になる。
ここでいう「命」は微生物と人間の両方を表しています。

命ある食を台所に、発酵食を台所に取り戻したい

カモシカは発酵の力を信じ抜き、みなさんの台所や食卓に命ある食を取り戻すお手伝いを生業としています。

わたしたちの仕事Our business

発酵食を台所に取り戻す♪

味噌、梅干し、お酒、漬物、などの発酵食は昔から台所で母から娘へ、
おばあちゃんから孫娘へと女性の手により受け継がれて来たもの。
台所で伝えられた手作りの知恵は見えない文化遺産、
生活の喜びと健やかな暮らしの源泉だったのかもしれません。

命を繋ぐバトンリレーとしての発酵食を途切れさせないよう、
わたしたちは「発酵食を台所に取り戻す」為のお手伝いを
これからもより深く、より多くの方にしてまいります。